ロードライトガーネット(グレープカラー) K18リング・シュゾン

モザンビーク(カタンディカ産)
バイヤーも唸る、希少なグレープカラー

モザンビーク(カタンディカ産)の青味が強い、まさに瑞々しい葡萄のようなロードライトガーネット(グレープカラー)。美しい発色を持ち褐色味も少なく、まさに探していた理想の色。ロードライトガーネットというと、一般的に市場では褐色味があり、赤みが強いものが多く、これだというものに巡り合えずにいました。そんな中出会った今回のルース。きっと今まで興味がなかった方や、誕生石がガーネットだけど心惹かれる色に今まで巡り会えなかった方も、思わず目を奪われるはず。長年お付き合いのある宝石商が4、5年前から買いつけ始めた新しいカラーで、満を持してご用意しました。新しい魅力がつまったグレープカラーのロードライトガーネットを存分にお楽しみください。

雑味のない透明感
瑞々しい葡萄色

通常、マーキスカットはカット面が少ないことから、原石の質が良くないと透明感がでず、内包物が目立ってしまいます。しかし、今回のルースは溢れんばかりの透明感と煌めき。さらには、両端に向かっていくにつれ「色だまり」と呼ばれるグラデーションになっています。真ん中は透き通るような透明感を感じ、サイドはしっかりと色の乗った濃淡のコントラスト。マーキスカットを施すことで、色だまりを作り、ひとつのジュエルの中に、美しいグラデーションを引き出しました。

市場に多く見られるロードライトガーネットは赤みが強く、褐色味がある不透明なものが多いのが特徴です。また色も個体差があります。それは、宝石に含まれるマンガンの含有率によって色の濃淡が決まるので、淡いピンクから濃い赤紫まで幅広いカラーが生まれるからです。今回はその中でもグレープカラーの名の通り、瑞々しい葡萄のような褐色味が少なく、青味と赤みのバランスが美しいルースを買いつけました。

COORDINATE

存在感たっぷりのマーキスカットは
シャープな手元を演出

宝石をひとまわり大きく見せてくれるマーキスカットは、遠めにも目を引く存在感。雑味のない透明感に、知的なグレープカラーが、落ち着いた気品を感じる手元を演出してくれます。さらには、シャープなマーキスカットが、指先をほっそりとした印象に。光の当たる角度でカット面が反射し、変化する表情に目が離せません。